中小企業の休みが少ない理由【抜け出せない負のスパイラル!】

  • どうして中小企業や零細企業は大企業より年間休日が少ないの?

この記事では「どうして中小企業は休みが少ないの?」というあなたの疑問にお答えします。

結論は以下の通り。

中小企業は負のスパイラルから抜け出せないから!

人手不足や資金不足、社長のワンマンっぷり、社員の立場の弱さなど、中小企業には休日が少なくなる要素がすべて揃っており、それらが見事に絡み合って最悪の悪循環を生み出しています(汗)

この記事を読めば休みが少ない会社の「なぜ?」が分かります。

実際に中小企業は休みが少ない!

実際に中小企業のほうが年間休日が少ないというデータがあります。
年間休日の平均(中小企業)は以下の通りです。

1000人以上:115.1日
300~999人:113.3日
100~299人:109.7日
30~99人:107.2日

参考:クエストリーガルラボ

年間休日の平均は114〜122日!休日が少ない場合の対処法を弁護士が解説
年間休日の平均は114日〜122日程度です。ただし、業界・業種や会社規模によって平均日数は大きく異なります。また、年間休日が平均を大きく下回る場合は違法な可能性もあるため、この記事で解説する現状を改善する方法を実践することをおすすめします。

見て分かる通り大きな企業ほど年間休日が多く、小さな企業ほど年間休日が少なくなっています。

しかもこれはあくまでも平均の数値です。
また30人以上の中小企業のデータしかないため、もっと社員が少ない会社はもっと休日も少ない可能性があります。

実際にはもっと開きがあると考えて間違いないでしょう。

大企業が120日、中小企業が90日だった場合、1ヶ月も多く働いているという計算になります(汗)

たくさん休みたいならなるべく社員の多い大企業のほうが有利ということですね。

中小企業は休みが少ない理由

ではなぜ中小企業は休みが少ないのでしょうか?

中小企業には休みが少なくなるすべての要素が詰まっています。

中小企業は人手不足だから休みが少ない

人がいないから休めない!

ストレートでシンプルです(笑)
そう、まず一番に思いつくのは人手不足ですよね。

私が以前勤めていた会社もそうでした。(社員10人ほど、年間休日も80~90日くらい)

人手不足の企業は休み以外の雇用条件も悪いことが多く、余計に人が集まらないという悪循環に陥っている企業が多いです。

また、下請け孫請けの会社なんていつ仕事が無くなるかも分かりません。
忙しい時はいいですが、多くの社員を抱えたまま閑散期を乗り切るだけの体力がないという理由で、あえて人手不足で平常運転している中小企業も多いです。

ギリギリの人数でやっていくしかないので当然休みが少なくなってしまいます。

中小企業は儲かっていないから休みが少ない

儲かっていないから休めない!

これもシンプルですね(笑)

中小企業は儲かっていないから社員を安く働かせるしかありません。
安く働かせるために、休みを減らして1日当たりの賃金を下げるのです。

そんなやり方をしていてはいつまでたっても儲かりませんが、生き残るためにもそうするしかないんですよね。

こういった会社は休みが少ないだけではなく、将来にも不安があるので、抜け出せることなら早く抜け出したいところです。

中小企業はワンマン社長が多いから休みが少ない

中小企業はワンマン社長、オーナー社長が多いです。

経営方針はもちろん、社員の休みだって経営者である社長の好き放題!

「ワシの若いころは休みなんてなかった!」なんてタイプの社長だったら当然社員の休みも少なくなります。

ハッキリいって完全に時代遅れですよね。
当時はブラック企業という言葉すら存在しませんでしたから・・・。

私の前職がまさにこのパターンで休日が少ない中小企業でした。
社長(オーナー)は稼げば稼ぐほど自分の収入になるからいいけど、どれだけ儲かってもわずかな賃金しか貰えない社員はたまったもんじゃないですよね。

中小企業は社員の立場が弱いから休みが少ない

社員の立場が弱いというのも中小企業に休みが少ない原因の一つ。

そもそも大企業に勤められるほどのスペックの持ち主ならさっさと転職しています。
転職できる自信がないから、会社のやり方に不満があっても受け入れるしかないのです。

会社だって多数の社員から本気で反発されれば動くしかありません。
しかし、社員も他に行くところがなくて本気で反発できないのです。

実際には弱い人ばかりではありません。
ただ少なくとも会社側が社員を下に見ているので、社員より儲け重視のゴリ押しができてしまうのです。

逃げる準備はできていますか?

今は休みが少ない状態に不満を持ちながら働いていると思います。
しかしそんな日々が続くと、休みが少ないことにも慣れて、なんとも思わなくなってしまいます。

でもそれは慣れたのではなくマヒしているだけの状態です。

慣れたことにして自分をごまかしているだけ。
疲労とストレスは確実にあなたを蝕んでいきます。

そしてストレスと疲労が限界に達すると転職する気力すらなくなってしまいます。
というより「転職する」という選択肢が思い付かなくなります。

通常時と限界時の違い

今すぐ転職する気がなくても、気力があるうちに転職サイトへの登録だけでもしておきましょう。

ブラック企業で限界を超えてボロボロだった当時の私に「転職する」という判断ができたのは、前もって転職サイトに登録していたからです。

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メールを見るまで「転職する」なんて選択肢は思いつきもしませんでした。
そうなる前は毎日「こんな会社辞めてやる!」と思っていたのにも関わらずです・・。

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まとめ:中小企業の休みが少ないのは必然だった!

中小企業の休みが少ないのは宿命

中小企業の休みが少ないのには理由がありました。

  • 人手不足
  • 資金不足
  • ワンマン社長
  • 社員の立場の弱さ

これらすべての理由が見事に絡み合って、最悪の悪循環を生んでいます(汗)
中小企業の休日が増える日はまだまだ遠そうです。

以上、「中小企業の休みが少ない理由」でした。

まだ大丈夫!が一番危険!

あなたは「まだ大丈夫!」なんて思っていませんか?
実はその「まだ大丈夫!」が一番危険なサインです。

本当に大丈夫な人からは「まだ大丈夫!」なんて言葉は出てきません。
身体、または心のどこかで限界を感じているから「まだ大丈夫かな?」と自問自答してしまうわけです。

このままストレスと疲労が積み重なり、限界に達すると気力が無くなります。
もちろん「現状を変える気力」も無くなってしまいます。

そうなると転職する気力どころか、転職サイトに登録する気力さえ無くなってしまうのです。

今の状況が当たり前になり「絶対に辞めてやる!」という気持ちも無くなり、何の疑問も持たず惰性で働き続けるようになります。
そして何も解決していないのでストレスと疲労は溜まり続けます。

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